松島、松本氏立候補 10日投開票 南島原市長選告示 市議選も

 任期満了に伴う南島原市長選と同市議選(定数19)が3日告示され、市長選には前県議の松島完氏(38)=無所属=、2期目を目指す松本政博氏(70)=無所属、自民推薦=が立候補。現職と新人による一騎打ちとなった。市議選には、5月13日で任期を終えた前職17、新人5の計22人が立候補を届け出た。いずれも6月10日に投開票される。
 松島候補は有家町内で出陣式。「人も金も減る古里を見て見ぬふりせず、志に従い挑戦する。農産物など本物の価値を発信し、日本や世界の人に自分の古里のように思ってもらえる南島原をつくる」と訴えた。
 松本候補は加津佐町内で第一声。1期目に培った地元選出国会議員らとのパイプ、実績をアピールし、「一人一人の幸せに役立てるよう、県や国に財源面で今後もしっかりお願いしていく」と声を張り上げた。
 市議選は、今回から定数が2削減された。候補者の政党は自民6、公明1、共産2、無所属13。旧町別では▽深江3▽布津5▽有家3▽西有家3▽北有馬3▽南有馬3▽口之津1▽加津佐1。
 投票は市長選、市議選とも10日午前7時から午後6時まで市内41カ所で実施され、午後7時15分から有家町のありえコレジヨホールで開票する。
 有権者数は4万25人(男1万8533、女2万1492)=2日現在、市選管調べ=。

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