ベンカングループのチューブロック、「東京おもちゃショー」に出展

 配管資材メーカーのベンカン(本社・群馬県太田市、社長・岡本昭三氏)の事業会社で配管用機材を模した玩具の企画・開発・製造販売を手がけるチューブロック(本社・兵庫県尼崎市、社長・鈴木隆也氏)は、今月7~10日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される国内最大規模の玩具の展示会「東京おもちゃショー2018」に出展する。

 チューブロックは、ベンカンで新規事業開拓などを担っていた「事業開発室」を分離するかたちで一昨年9月に設立。「継手とパイプを組み合わせる面白さ=ブロック」という発想から、商品開発を手がけた。通常のブロックと異なり各ピースはパイプ、継手形状で「つなぐ・曲げる・分ける」がコンセプト。部材も、レジューサーやキャップ、エルボ、チーズなど実際の配管用継手の名称そのままを使用している。

 地元の関西のテレビ番組やネットニュースなどでも取り上げられ、徐々に知名度が向上。取扱店舗も増えており、昨年にはグッドデザイン賞、Amazon知育・学習玩具大賞「Amazon特別賞」を受賞。台湾や香港でも販売を開始した。今年に入ってからはドイツやタイでの展示会に出展するなど、国内外で幅広く事業を展開している。

 同展示会には16年から3年連続の出展。今回のブースでは商品PRのほか、実際の組立・解体デモンストレーションなども行う予定だ。

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