『西郷どん』鈴木亮平 古写真風なイケメンツーショットが話題

NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』(日曜午後8時)で主演を務める俳優の鈴木亮平(35)が3日にオフィシャルブログを更新。同ドラの第二十回を振り返り、共演する俳優の瑛太(35)との古写真風2ショットを公開し、ファンから反響を呼んでいる。

同ドラマは、薩摩藩の下級武士の長男に生まれ、2度の島流し、3度の結婚を経験し、幕末志士の一人として「勇気と実行力」で時代を切り開いた男。明治維新の立役者でありながら、最期は新政府との戦いに散った西郷隆盛の生涯を描く。 鈴木は、西郷隆盛の18歳から死没する49歳までを演じる。

第二十一回(6月3日放送)の副題は「別れの唄」。奄美大島に来て2年。吉之助(鈴木亮平)と愛加那(二階堂ふみ)の間に男子が生まれる。吉之助は菊太郎と名づけようとするが、龍佐民(柄本明)は、いつか薩摩に戻る吉之助の子供は菊次郎とすべきと説得する。その頃、薩摩の国父・島津久光(青木崇高)のもとで頭角を現した大久保一蔵(瑛太)の尽力により、吉之助に召還命令が下る。愛加那に別れを切り出せない吉之助。一方、愛加那はもう一人子を授かっていることを知る。

放送直後、「行きゃんにゃ加那(西郷どんこぼれ話21)」と題して更新したブログ。副題の「別れの唄」のとおり、大島を出帆する吉之助におくられた愛加那と島民たちが歌った「汝が先々 果報な事あらち給れ(あなたのこれからに、良いことがありますように。)」という歌詞の島唄について鈴木は、「見送っていく愛加那と、去っていく吉之助が送りあった、精一杯の愛の言葉であったと思います」と綴り、「もし仮に、藩に懇願し、吉之助があのまま奄美大島に居続けることができたらどうなっていただろう。撮影中はそんなことを考えました」と愛加那との別れのシーン撮影を振り返った。

続けて、「幸せの尺度は人それぞれ。時代によってもそれぞれですが、ひょっとすると最も穏やかで幸せな人生を生きられたのかもしれませんね」と思いを馳せ、「絶望から生き返り、幸せを見つけた奄美大島時代。そんな吉之助も、来週からは一気に幕末の渦に巻き込まれていきます。だがしかし、実はまだまだ「島編」は終わっておりません。ネタバレはあんまり出来ないですが、まだまだたくさん島の美しい景色も、愛加那さんも出てきますんで、来週からもお楽しみに。そこが、西郷さんの人生の不可思議で面白いところです」と今後の見どころを伝えた。

最後は「今も奄美大島に伝わる、西郷吉之助と大久保一蔵の貴重な古写真を。ぽいでしょ?(笑)」と綴り、昔の写真風に加工した西郷吉之助(鈴木)と大久保一蔵(瑛太)の2ショットを公開している。

ファンからも「あまりにも、切なく涙が溢れました」「美しくてとても悲しい回」「これからの、幸せを願って唄う島唄が心に響きました」「二階堂さんの演技泣けて泣けて・・。」「愛加那の強さも、優しさも尊敬してしいます」「涙が止まりませんでした」「吉之助さんも愛加那さんも、気持ちが揺れているのが見えて切ないです…」「素晴らしいお二人の演技にとても感動」「あまりにも切なく、美しく深い愛」「愛かなさん、強いですね、かっけー」「涙で心が洗われたような時を過ごすことができもした!」と感動の嵐。さらに、公開した2ショットに「写真、ぽいですよ、ぽい!笑」「最後の古写真、ぽいです♪笑」「ぽい写真は西郷さんが大久保さん寄りなのがかわいい」「たしかに …ぽいですね(笑)」「貴重な古写真(ぽいやつ)に心が和みました。笑」「まさかのイケメンツーショット」「そんな貴重な写真が残っていたのですね…!(笑)」「古写真wwっぽいw(笑)」などのコメントが多数寄せられている。

NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』(日曜午後8時)第二十二回「偉大な兄 地ごろな弟」は6月10日放送。3年ぶりに薩摩に戻った吉之助(鈴木亮平)は国父・島津久光(青木崇高)と対面するが上洛(じょうらく)計画は無謀であると批判し、地ごろ(田舎者)扱いされた久光は激怒する。一方、有馬新七(増田修一朗)たちが京で他藩の浪士たちと倒幕の狼煙(のろし)をあげようとしていた。吉之助は久光の上洛軍を下関で迎える役目を与えられていたが、その命を破り急ぎ京へ向かう。京には有馬の影響を受け血気にはやる弟の信吾
(錦戸亮)がいた。

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記事タイトル:行きゃんにゃ加那(西郷どんこぼれ話21)

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