ドジャースが逆転勝利でロッキーズ3連戦をスイープ!

【ドジャース10-7ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

2回までに先発のアレックス・ウッドが6失点を喫したドジャースは、マックス・マンシーの2本塁打などで反撃を開始。6回表にはローガン・フォーサイスのタイムリーで1点差としたあと、ブレイビック・バレーラの遊撃ゴロをトレバー・ストーリーが一塁へ悪送球する間に二者が生還して逆転に成功した。7回裏にフォーサイスのエラーの間に7対7の同点とされてしまったものの、9回表にロッキーズの守護神ウェイド・デービスを攻め、一死二、三塁からジャスティン・ターナーの投手ゴロの間に勝ち越しに成功すると、続くヤスマニ・グランダルが試合を決定付ける9号2ラン。ドジャースは同地区ライバル・ロッキーズとの3連戦をスイープし、借金1ながら地区2位のロッキーズとのゲーム差を1に縮めた。

2打席連続本塁打で4打点を叩き出し、チームに勝利のチャンスを残したマンシーは「この球場では完全な負け試合になることはほとんどない。セーフティ・リードなんて存在しないんだよ」と打者天国クアーズ・フィールドでの戦いを振り返った。ドジャースは3試合連続で2ケタ得点を記録し、クアーズ・フィールドでは2010年以来8年ぶりとなるスイープを達成。一時は地区最下位まで転がり落ちた昨季の王者はようやく息を吹き返し、2位・ロッキーズと1ゲーム差、首位・ダイヤモンドバックスと2.5ゲーム差まで詰め寄った。デーブ・ロバーツ監督は「(クアーズ・フィールドでのパフォーマンスを)額面通りに受け取るわけにはいかないけど、質の高い打席が増えているのは良い兆候だね。打線は上向きだと思うよ」と打線の復調に大きな手応えを感じた様子だった。

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