2日に行われたイングランド代表とナイジェリア代表の親善試合では、目を疑いたくなるようなシミュレーションがあった。シミュレーション行為でイエローカードをもらってしまったのはイングランド代表FWラヒーム・スターリングだ。
スターリングは後半にスルーパスに抜け出してペナルティエリアへ侵入すると、相手GKと接触したと見せかけて転倒。しかしあまりにお粗末なダイブとなってしまい、主審はすぐにイエローカードを提示した。この行為に警告を発しているのが元審判員のポール・グラハム氏だ。
英『Daily Mail』によると、ビデオ判定(VAR)も導入されるワールドカップ本番ではこうしたダイブが通用せず、またスターリングには審判も目を光らせるようになると語っている。
「VARが導入されるということは、選手たちは単純に逃げることはできない。仮にレフェリーがシミュレーション行為を見逃し、PKやゴールに繋がったとしてもビデオで行為を見てイエローカードとなる。スターリングは先日ウェンブリーでわざとらしいダイブをしたが、彼はロシアで目をつけられるだろう。スターリングはレフェリーからダイバーと見られ、今回の一件からより近くでチェックされるようになるはずだ」
プレミアリーグではまだVARが導入されていないため、選手たちが慣れていないところがある。マンチェスター・シティでプレイするスターリングもよくダイブしている選手だが、ロシアの地では余計な行為はしない方がよさそうだ。
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