親善試合でワールドカップに出場しないオーストリア代表に敗れるなど不安もあるドイツ代表だが、今大会ではドイツサッカー界が是非とも活躍してほしいと願っている選手がいる。それがドルトムント所属のFWマルコ・ロイスだ。
ロイスは若いころより才能を認められてきた選手だったが、怪我が絶えなかった。そのため2014ブラジルワールドカップ、EURO2016と立て続けにメンバー入りを逃しており、これが代表キャリア初のワールドカップということになる。
ブンデスリーガ公式もロイスをワールドカップで先発させるべきと訴えており、ドイツで最もテクニックのある選手と絶賛。誰よりも高精度のフリーキックを放ち、バイエルン相手に8得点、シャルケ相手に5得点を決めるなどビッグマッチでも結果を出す強いメンタルも評価されている。
天才ロイスも29歳。4年前ブラジルの地でワールドカップのトロフィーを掲げた元ドイツ代表主将フィリップ・ラームは当時30歳、EURO2016を制したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは当時31歳、1974年にワールドカップを制した元ドイツ代表のフランツ・ベッケンバウアー氏は当時28歳だった。同サイトはロイスもキャリアのピークを迎えており、ビッグタイトルを獲得するのに最適なタイミングと見ている。
ドイツでは優れた才能を持つ若手が数多く出てきており、下の世代が伸びていることがドイツの強みだ。しかしロイスを起用できるということこそ、4年前から最も強化されたところではないだろうか。
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