中国地方が梅雨入り 昨年より15日早い

5日午前10時半ごろの島根県松江市の様子。(撮影:田井杏佳)

先月28日の九州北部、四国に続き、きょう5日午前には中国地方でも梅雨入りの発表があった。平年より2日、昨年より15日早い梅雨入りとなった。
 
 西日本は梅雨前線や低気圧の影響で雲が多く、九州を中心に雨が降っており、中国地方にも雨雲がかかり始めている。中国地方はこの先1週間も、曇りや雨の天気が多いと予想されるため梅雨入りの発表となった。

曇りや雨の日多く

 今週は日本の南に前線が停滞しやすく、西~東日本はこれからあす6日にかけてと、週末に雨が降りやすい見込み。なお、梅雨入りの平年は近畿で6月7日頃、東海や関東甲信は6月8日頃となっている。

 なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。

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