二宮せせらぎ公園（二宮町一色）で、ハナショウブが見ごろを迎えた＝写真。初夏の日差しを受け、園内一帯に咲く１万株の花々を見ようと、町内外から多くの人が足を運んでいる。
例年６月上旬から最盛期を迎えるが、ことしは温暖な気候が続いたため、開花が１０日ほど早いという。１０日まで、早乙女姿の女性が花がらを摘み取る作業も見られる。
その様子をカメラに収めようと多くの愛好家の姿も。茅ケ崎市から訪れた鈴木雪江さん（７８）は「思っていたより大規模に咲いていて驚いた。紫や藤色の花が涼しげでいいですね」と散策を楽しんでいた。
公園専用の駐車場はないが、「ザ・ビッグ二宮店」の屋外駐車場が利用できる。ＪＲ二宮駅北口からバス、「団地中央」下車徒歩１０分。問い合わせは、町都市整備課公園緑地班電話０４６３（７１）３３１１。
