チームの高齢化が叫ばれるバイエルンでは、アリエン・ロッベンやフランク・リベリなど10年近くにわたって重要な存在だった選手たちに代わる後継者を見つけなくてはならない。32歳になったマヌエル・ノイアーが務めるGKも後継者を見つけておきたいポジションだ。
ノイアーは今でも世界トップレベルの評価を受けるGKだが、今季は怪我が長引いて8か月も離脱していた。その間ゴールを守った29歳のスヴェン・ウルライヒも好パフォーマンスを見せていたが、バイエルンの正守護神を任せるには少々物足りないところがある。
そこでバイエルンが目をつけている選手の1人がエヴァートンに所属するイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードだ。ピックフォードはジョー・ハートのいない現イングランド代表の守護神候補となっており、ロシアワールドカップでも先発する可能性が高い。英『TalKSport』はバイエルンがピックフォードの視察へスカウトをロシアへ送り込むと伝えており、バイエルンのゴールを守るにふさわしい存在なのかチェックされることになりそうだ。
ピックフォードは昨夏エヴァートンに加入したばかりの24歳キック精度にも定評がある。年齢もかなり魅力的だが、ロシアの地でハイレベルなパフォーマンスを披露できるか。
