与野党対決で大接戦の新潟県知事選。候補者は?情勢調査の結果は?過去の傾向は?【選挙情報一覧】

新潟県知事選が5月24日に告示され、いずれも無所属新人の元五泉市議安中聡氏(40)、自民・公明の両党が支援する前海上保安庁次長花角英世氏(60)、立憲民主・国民民主・共産・自由・社民が推薦する野党統一候補の元県議池田千賀子氏(57)の3名が立候補を届出ました。

事実上の「与野党対決」となっていることから、全国から注目を集める新潟県知事選。選挙ドットコムでは様々な特集を行っています。

過去の傾向は?前回県知事選・衆院選・参院選の得票は

選挙ドットコムでは合同会社つくばリスクマネジメントの協力のもと、「与野党対決」となった際の選挙情勢を分析するために、新潟県内で実施された大型選挙(2017年衆院選、2016年県知事選、2016年参院選)の市区町村ごとの各候補・政党の得票率を収集しました。
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2016年 新潟県知事選 得票率マップ

2017年 衆院選 得票率マップ

2016年 参院選 得票率マップ

なお、選挙情勢分析用にデータの販売も行っています。ご参考ください。
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立候補者の経歴・政策は?

新人3名による選挙戦となった新潟県知事選。候補者の経歴や政策はこちらの記事をご覧ください。
関連:新人3名が立候補。安中聡氏 VS 花角英世氏 VS 池田千賀子氏  >>

大接戦が予想される。最新の情勢調査の結果は?

5月12日・13日に実施した電話調査では、調査時点で立候補の意向を表明していた4名のうち、どの候補予定者を応援するか質問したところ、野党統一候補の池田氏と、与党が支援する方針の花角氏と回答した人がほぼ同数となるなど、大接戦となることが予想されてます。

元五泉市議の安中氏と不動産鑑定士の山口氏と回答した人は少数に留まりました。

また、4月に同じく新潟県全域を対象に行った調査( 4月22日・23日実施。1,449人から回答を得た)の際には「あなたは次の新潟県知事を選ぶ際に、どの政党の知事候補者を応援しますか?」と質問したところ、「特に政党のこだわりはない」と答えた人が52%と最も多かったものの、「与党の候補者」が23.3%、「野党の候補」が24.7%と、ほぼ互角となっていた点からも、大接戦となる予兆が見られています。

(本グラフは4月22日・23日実施の調査結果です。ご注意ください)

今後の安倍政権の支持率や、6月中旬まで続く国会審議での各党の動向が県知事選に与える影響にも注目が集まりそうです。なお、調査の実施(5月12日・13日)は投開票日の1ヶ月程前(投開票は6月10日)であることから、今後の各候補予定者の知名度の浸透や選挙戦の動きによって情勢は大きく変わる可能性があります。

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