近畿、東海、関東甲信が梅雨入り 平年より1~2日早い

6日午前9時過ぎ 文京区湯島 撮影 高橋和也

 きのう5日の中国地方に続き、きょう6日は近畿、東海、関東甲信で梅雨入りの発表があった。平年に比べて、近畿は1日、東海や関東甲信は2日早い梅雨入りとなった。
 
 西・東日本は梅雨前線や低気圧の影響で雲が多く、東日本の太平洋側を中心に雨が降っている。近畿など西日本や東日本の太平洋側はこの先1週間も、曇りや雨の天気が多いと予想されるため梅雨入りの発表となった。

週間天気予報(数字は予想最高気温)

週末~週明けは雨

 今週は日本の南に前線が停滞しやすく、西~東日本は晴れ間の出る日があるものの、週末を中心に雨の降る所が多そうだ。なお、梅雨入りの平年は、北陸や東北南部で6月12日頃、東北北部は6月14日頃となっている。

 なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。

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