気になるのは10日(日)の雨

6日昼前、近畿や東海、関東甲信地方で梅雨入りの発表がありました。この期間の雨がそれなりに降ってくれないと、年間の二~三割の雨量を失うわけで、やれ湿気が嫌い、毎日が鬱陶しいとばかり言っていられないのですが、同時に大雨(とそれに伴う災害)には、これまでよりいっそう注意が必要になったと意識しましょう。

週の後半、土曜日頃までは、中国地方から関東甲信にかけて、むしろ雨が降らない時間のほうが長い予想です。が、10日(日)から11日(月)は、まだ梅雨入りの発表がない地方を含めて、広く雨が降る予想です。それだけ、雨を降らせるシステムが大きいので、降るパワーが全開に近い場所が現れてもおかしくありません。

気象予報士・高橋 和也

画像について:週間予報 7日(水)~13日(水)

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