ヤマイチシステムプロデュース、藤枝支店で「ホタル観賞会」

 ヤマイチシステムプロデュース(YSP、本社・静岡県富士市久沢、社長・関友彦氏)の厚中板在庫販売拠点である「藤枝支店」(静岡県藤枝市岡部町桂島)の裏手を流れる谷川では毎年この時期、自然の蛍が闇夜に幻想的な光を灯し、初夏の訪れを告げる。

 YSPでは恒例の「ホタルを見る会」を今年も2日夕に開催した。従業員やその家族はもちろん、取引先企業も地元だけでなく東京、名古屋、大阪から多数が参集した。

 藤枝支店の厚板倉庫前にテントを張り、特設会場を設営。男性社員が焼き方を務め、地元で採れる山の幸や海の幸を手料理でもてなす。焼肉や富士宮焼きそばも振る舞われた。

 午後7時を過ぎ、辺りも暗くなると、いよいよ本日メーンのホタル観賞が始まる。

 数多くの天然ホタルがほのかな光を発しながら川面付近を飛び交う光景は実に幻想的で、参加者は大人も子どももしばしの間、その世界に魅せられていた。

 YSPのホタル観賞は、藤枝支店を開設(2009年秋)した翌年に、裏手の谷川でホタルが生息することが分かり、その翌11年から開始。以降、この時期の風物詩となっている。

 中締めの挨拶で関社長は、きょうのために事前から準備を重ねた従業員スタッフをねぎらいつつ「手づくりの会だが、皆様の要望がある限りホタル観賞の会を続けていきたい」と挨拶した。

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