フィリーズ・エフリンが8回途中1失点の好投で2勝目

【フィリーズ6-1カブス】@リグリー・フィールド

カブスからフィリーズへ移籍したジェイク・アリエタが移籍後初めてカブスの本拠地リグリー・フィールドに姿を現し、カブスファンに大歓声で迎えられた一戦は、フィリーズ先発のザック・エフリンが8回途中までカブス打線をわずか1点に抑える好投を披露。打線はニック・ウィリアムスの7号2ランなどでカブス先発のカイル・ヘンドリックスを攻略し、フィリーズは6対1で快勝を収めた。フィリーズは1番のセザー・ヘルナンデスから9番のエフリンまで、先発出場した全9選手が1安打を放ち、隙のない攻撃でヘンドリックスを5回5失点でノックアウト。4回以降無得点の状況が続くなか、9回表に飛び出したアーロン・アルテールのタイムリーも大きかった。

フィリーズのゲーブ・キャプラー監督は「エフリンは素晴らしいパフォーマンスだったね」と今季2勝目をマークしたエフリンの好投を絶賛した。「彼はストライクゾーンを積極的に攻めていたし、試合を通して速球も変化球も安定していた。イニングを追うごとに良くなっていったんじゃないかな。結果も素晴らしかったね」とキャプラー。8回裏二死からアンソニー・リゾーにタイムリー二塁打を浴びて降板するまで、105球を投げて被安打8、奪三振2、与四球1、失点1という見事なピッチングだった。エフリンも「今日は全ての球種でストライクゾーンを攻めることができた」と自身のピッチングを振り返り、「打者のバランスを崩したり、打者の内角を攻めたりすることができた。今夜はいつも以上に良いピッチングができたよ」と満足げに話していた。

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