アーセナルは5日、2017-18シーズンをもってユヴェントスを退団したスイス代表DFステファン・リヒトシュタイナーを獲得したと発表した。なお、背番号は「12」となっている。
現在34歳のリヒトシュタイナーは、母国のグラスホッパーでプロとしてのキャリアをスタートさせると、リールとラツィオを経て2011年夏にユヴェントスへ移籍。加入初年度からチームの主力として活躍し、チームに2002-03シーズン以来9シーズンぶりのスクデットをもたらした。その後、ユヴェントスは前人未到のセリエA7連覇を達成したが、リヒトシュタイナーは全ての栄光を知る数少ない功労者のひとりだ。近年は途中出場する機会も増えていたが、彼はチームになくてはならない存在だったことは間違いないだろう。
そんな勝者のメンタリティを持つベテランDFが新天地に選んだのは、アーセン・ヴェンゲル監督の長期政権に終止符を打ち、ウナイ・エメリ監督を招へいした新生アーセナルだ。ここ数シーズン、プレミアリーグで苦戦が続く同クラブを、リヒトシュタイナーは再び栄光へと導くことができるのか。
