スマホ利用で衝突 自転車運転の女性を重過失致死罪で起訴

 スマートフォンを操作しながら電動自転車に乗り、歩行者と衝突して死亡させたとして、横浜地検川崎支部は6日、重過失致死罪で川崎市麻生区の元大学生の女性(20)を在宅起訴した。

 起訴状によると、昨年12月7日午後3時15分ごろ、同区内で電動自転車を運転中、左手に持っていたスマホの操作に気を取られてわき見をし、安全確認を怠ったまま歩行者の女性=当時(77)=に衝突し、2日後に死亡させた、としている。県警によると、被告は両手をハンドルに添えた状態で左耳にイヤホン、右手に飲み物を持っていた。

電動自転車とぶつかり、女性が死亡した現場 =川崎市麻生区上麻生

© 株式会社神奈川新聞社