『Mirror』は6日、「ジョゼ・モウリーニョは、セルビア代表がロシアW杯から早期に敗退することを望んでいる」と報じた。
セルビア代表は、W杯のグループステージでコスタリカ、スイス、ブラジルと対戦するが、マンチェスター・ユナイテッドを率いる指揮官は、クラブに所属する重要な選手が「休暇を取る」ことができるようにしたいようだ。
モウリーニョ監督は『Russia Today』で今大会のベスト16を予想した際、セルビア代表がグループステージを突破することについて「望んでいない」ことを認めた。それによって自らが率いるチームの選手であるセルビア代表MFネマニャ・マティッチがバカンスを迎えられるからだ。
今シーズン、ユナイテッドで49試合に出場したマティッチに対しモウリーニョ監督は、「ブラジルが優勝するだろう。そしてネマニャには申し訳ないが、彼にはバカンスが必要だ」と語っている。
そのマティッチは最近、モウリーニョ監督の下でのプレーは極めて難しいことを認めている。
ネマニャ・マティッチ
「彼はいつも、より多くのことを望んでいるから一緒に働くことは非常に難しいよ。リーグを制しても、来シーズンに再び優勝したい。彼はこう思う人物で、選手たちはそのための準備が必要なんだ。彼はいつも勝つために特別だけど、負けた時にはそれを受け入れることができないんだよ。おそらくそれが彼の人生で20個以上のトロフィーを獲得した理由だろうね。
マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーでプレーしたけど、どちらもハイクオリティだ。プレッシャーが大きいので選手達には準備が必要だと思う。
選手達は、全ての試合に勝つことを期待している。明らかに不可能な話だけど、サポーターはいつも期待している。選手が疲れているかどうかなんて関係ないんだよ。」