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【マリナーズ5-7アストロズ】@ミニッツメイド・パーク
アストロズとマリナーズによるア・リーグ西部地区首位攻防2連戦の第2戦は、マリナーズが7回表に逆転に成功して1点のリードを奪ったものの、直後の7回裏にアストロズが一挙4得点の猛攻で再逆転。このリードを救援陣が守り抜き、アストロズは首位攻防2連戦を1勝1敗で終えるとともに、首位・マリナーズとのゲーム差を1に縮めた。アストロズは1点ビハインドの7回裏、マリナーズ4番手のフアン・ニカシオから連打で無死二、三塁のチャンスを作り、アレックス・ブレグマンとホゼ・アルトゥーベの連続タイムリーで逆転に成功。さらに5番手のダン・アルタビラからユリ・グリエルが2点タイムリーを放ち、リードを3点に広げた。その後、8回表に3番手のジョー・スミスがカイル・シーガーに11号ソロを浴びて2点差とされたものの、最後はヘクター・ロンドンが気迫のピッチングで4アウト・セーブ。昨季のワールドシリーズ王者が2連戦のスイープを回避する貴重な1勝を手にした。
アストロズは9番のトニー・ケンプから始まった7回裏の攻撃で一挙4点を奪い、一気に試合をひっくり返した。A.J.ヒンチ監督は「我々は打線のどこからでも点を取ることができるんだ。質の高い打席を集中させて、試合のカギとなる得点を奪うことができたね」と語り、負けられない一戦での逆転勝利に満足げ。アストロズ打線は得点圏で6打数4安打と勝負強さを発揮し、少ないチャンスを見事にモノにしてみせた。4アウト・セーブで試合を締めくくったロンドンは「打線が本当に良い仕事をしてくれた」と打線の働きを絶賛。「彼らは試合を通して戦い続け、試合をひっくり返してくれた。こういう戦いを毎日していかないといけないよね」と首位相手の逆転勝利にも満足することなく、ロンドンの目はすでに次なる戦いを見据えていた。