仕方がないとはいえ

8日(金)の天気。西日本は九州の雨域が徐々に拡大するイメージで、夜には東海や北陸西部でも雨の降る所がありそうです。一方、北海道も天気が下り坂で、昼前から雷雨の所があるでしょう。結局、雨が降らないのは東北南部や新潟周辺、関東、それに沖縄ということになります。

さて、昼にも書きましたが、目先の懸念材料は10日(日)から11日(月)の雨の降り方です。梅雨前線と熱帯低気圧が組み合わさると、太平洋側を中心にかなりの雨が降ることが予想されます。梅雨前線だけであれば、西日本を中心に雨量が多くなるのが通常の流れですが、今回はこれがけっこう攪乱される可能性があるのです。東海や関東の山沿いで、総雨量が最も多くなるパターンかもしれません。

気象予報士・高橋 和也

画像について:8日の天気予報。

© 株式会社ウェザーマップ