ツインズ打線が3ホーマー7得点 ベリオスも完投し快勝

【ホワイトソックス2-7ツインズ】@ターゲット・フィールド

ホワイトソックス4連戦に臨んでいるツインズは今カードの対戦成績を1勝2敗とした状態で第4戦を迎えた。チームとしては上位進出のためになんとしても負け越しは避けたい。奮起した選手達は一発攻勢で序盤から主導権を握り、相手の反撃をかわして勝利。投打ともに噛み合った価値ある1勝となった。

この日のツインズの先発はここまで6勝を挙げているホゼ・ベリオス。初回のホワイトソックスの攻撃を3者凡退に抑える立ち上がりをみせると徐々に調子を上げ、4回まで相手打線に1本もヒットを許さなかった。一方のホワイトソックス先発、ジェームズ・シールズは初回に1死二塁からエドゥアルド・エスコバーに先制2ランを浴びて失点すると続く2回、エイレ・アドリアンザにも一発を許し3失点と不安定な投球となった。

序盤で3点を取ったツインズ打線の勢いは止まらず、4回にはエディ・ロサリオの3ランなどでさらに4点を追加し、7対0と試合の流れは完全にツインズへと傾いた。このまま負けられないホワイトソックスはヨアン・モンカダ、ホゼ・アブレイユにタイムリーツーベースが飛び出しベリオスから2点を取るも後続が続かず、なかなか得点チャンスをつくれずにいた。また、先発のシールズも6回まで投げたが8安打7失点と不本意な結果となった。

試合は7対2とツインズのリードのまま最終回へ。ベリオスが最後も締めて完投で今季7勝目を記録した。投球成績は9回6安打2失点、10奪三振。打線も3ホーマー7得点と機能していた。敗れたホワイトソックスはシールズが試合を作れず、打線も彼を援護することができなかった。

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