台風5号が発生 今後は沖縄付近から本州の南海上へ

台風5号が発生 今後は沖縄付近から本州の南海上へ

8日午前3時の台風5号の位置と今後の進路予想

 8日(金)午前3時、フィリピンの東で台風5号が発生した。  
台風の中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、ゆっくりとした速さで北西に進んでいる。

 台風は今後も発達しながら、あさって(日)は暴風域を伴いながら沖縄の大東島の南海上を通過し、その後北上する見込み。大東島地方では大荒れの天気に警戒が必要となる。
南西諸島ではうねりを伴った高波に注意し、あすの夜以降は強風にも注意が必要だ。

 台風は今後、沖縄付近から北東へ進路を変えて11日(月)の朝には本州からやや離れた日本の南海上を北東へ進む見通し。台風の北上に伴い、西日本から東日本の太平洋側では大雨やうねりを伴う高波に注意が必要となる。

 台風の6月の発生の平年値は1.7個で、今年はこれで6月に2個発生した。6月上旬に台風が発生するのはここ10年で初めてとなる。
6月の台風の接近数の平年値は0.8個、上陸数の平年値は0.2個となっている。

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