横浜市は5日、市の水源保全の取り組みを支援する「水のふるさと道志の森基金」へ50万円寄付した横浜銀行に対し、感謝状を贈呈した。
同行は2月、社会貢献型定期預金「横浜の水源『道志の森』を守ろう! 定期預金」の販売を開始。山梨県道志村にある水源林の保全事業に充てるため、定期預金残高の0・01%相当を同市に寄付する仕組みとした。
募集期間を5月末までと設定していたが、1カ月以上早く募集金額の50億円に達し締め切った。計1726人が申し込んだという。
林文子市長から感謝状を手渡された川村健一頭取は「予想以上に早く募集に達し、(水源保全への)市民の関心の高さを実感した。今後も機会があれば、社会的に意義のある企画を実施したい」と話した。