“愛の聖地”で結婚式いかが? ロマンスウエディング参加募集 雲仙市商工会

 “愛の聖地”で思い出に残る結婚式を挙げてもらおうと長崎県の雲仙市商工会は、10月20日に島原鉄道愛野駅などで開催する「ロマンスウエディング」の参加カップル1組を募集している。昨年までに11組が式を挙げ、同商工会によると「みなさん幸せな家庭を築いています」と、聖地効果はてきめんのようだ。
 2011年から毎年開催し8回目。愛野駅は社団法人「日本ロマンチスト協会」が日本唯一の「愛の聖地」として認定している。
 愛野教会で挙式後、愛野駅で市民らによる歓迎イベント。その後、つなげて読むと「愛しの吾(わ)が妻」となる隣の吾妻駅まで島鉄で移動し、こちらでもイベントを実施。両駅前では地元特産品の販売などを予定している。
 同商工会によると、参加したカップルからは「大勢に祝ってもらい感動した」などの声が寄せられ、定期的に温泉旅行に訪れるなど夫婦円満と合わせて観光振興にも一役。担当者は「“愛の聖地”で、一生に一度の思い出づくりをしてみませんか」とPRしている。
 応募対象は結婚予定の20歳以上のカップルか、挙式を済ませていない夫婦。居住地は問わない。応募多数の場合は選考で1組を決める。当日の宿泊費や衣装レンタル代は同商工会が負担。7月10日締め切り。問い合わせは同商工会(電0957・36・3911)。

さまざまなイベントがあった昨年の「ロマンスウエディング」=雲仙市、島鉄愛野駅

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