アロンソ「恐れていた状況に戻ってしまった。速さを失った理由が分からない」:F1カナダGP土曜

 2018年F1カナダGPの土曜予選で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソは14番手だった。
                             

■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=14番手
 このサーキットで苦労するだろうことは分かっていた。

 昨日は強さがあり、マシンの感触がよく、速かった。今日もマシンの感触自体は悪くなかった。ただ、昨日ほどの強さはなくなっていた。FP3の時点で、強さを失い、状況が悪くなってきていることを感じ、予選で実際に速さがないことがはっきりした。

 期待外れの一日だった。ただ、レースは明日だ。スタートをうまく決めて、正しい戦略で走れば、いくつかポジションを上げることができると思う。オーバーテイクのチャンスがあるサーキットだから、ポイントを目指すことを諦めていない。

(スペインのASから、マシンに変更を加えたのかと聞かれ)何も変えていない。昨日はいい感触を持てたから、ほとんど何も変えなかった。今朝もマシンの挙動は同じだった。ただ、フィニッシュラインを越えるといいタイムが出ていないんだ。決勝に向けて打つ手があるかどうか考えてみる。

(Marcaに語り)週末を迎える前には、ここで苦労することを危惧していたが、今日になってその状況に戻ってしまった。決勝では戦略面で少しリスクを冒すかもしれない。失うものはないし、どっちみちポイント圏外からスタートするわけだからね。

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