リチャード7回2死までノーヒッター パドレス4カード連続勝ち越し

【パドレス3-1マーリンズ】@マーリンズ・パーク

マーリンズ3連戦に臨んでいるパドレスはここまで1勝1敗とカード勝ち越しまであと1勝。最近は3カード連続勝ち越し中とチームは好調だ。前日の試合では1点差ゲームを制し勢いに乗っている。迎えた3戦目は先発、クレイトン・リチャードが7回2死までノーヒッターの快投を披露しチームを勝利に導いた。

リチャードは初回、四死球で1死一。二塁のピンチを迎えるも後続を抑えて無失点スタート。一方のマーリンズ先発、ホゼ・ウーレイナはパドレス打線を3者凡退で片付けて両者とも点を与えなかった。今試合、先制したのはパドレスで2回、ハンター・レンフローがツーベースで出塁すると1死後、ウーレイナの暴投で走者三塁とし、フレディ・ガルシアの犠牲フライで得点した。

援護点をもらったリチャードは2回以降は持ち味の打たせてとる投球で四球で走者こそ出すものの、6回までマーリンズ打線をノーヒットに抑えていった。パドレス打線も6回の攻撃でエリック・ホズマーに8号2ランが飛び出し3対0とリードを広げた。そして7回、リチャードは四球でジャスティン・ボーアを一塁に置き、2死一塁の場面を迎えた。そしてミゲル・ロハスに3球目のツーシームをセンターへと運ばれ、ついにノーヒッターの夢が途絶え、続くJ.T.リアルミュートにはタイムリーを打たれ1点を失った。リチャードはこの回まで投げ切り7回1失点の好投で降板した。

対するマーリンズは先発、ウーレイナが6回3失点で降板後に1点こそ取ったがその後が続かず、最終回はパドレス守護神、ブラッド・ハンドの前に3者凡退に抑えられ敗戦となった。勝利したパドレスは先発、リチャードが5勝目を挙げ、チームは4カード連続勝ち越しを決めた。敗れたマーリンズは打線がわずか2安打と元気がなかった。

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