バンドーン「他車のデブリを踏んで最後尾に転落。戦うチャンスを失った」:F1カナダGP日曜

 2018年F1カナダGP決勝で、マクラーレンのストフェル・バンドーンは16位だった。
                       

■マクラーレンF1チーム
ストフェル・バンドーン 決勝16位
 スタート直後から不運に見舞われた。いい蹴り出しで発進した後、前でアクシデントが起こり、ターン5までの間に大量のデブリが散らばっていて、避けられなかった。それで右フロントタイヤがパンクしてしまい、レースを本格的に始める前にタイヤをだめにしてしまった。

 大きなデブリがマシンの下に入り込んでいたため、1周目にピットインしなければならず、ピットストップ作業にも時間がかかった。ほとんど走らないうちにレースが終わってしまったわけだ。

 この数戦、僕自身は進歩していると思う。でもここでの僕らの予選パフォーマンスは、チームの皆にとって期待外れなものだった。事前に予想はしていたけれど、残念ながらそれが裏付けられる形になった。やるべきことが多いということだろうね。

 これからのレースがどうなるのかは予測できない。去年は、苦労すると予想してたレースで実際には好調だったこともあるから、実際に走ってみるまでは分からないよ。ポール・リカールは皆にとって新しい挑戦になるし、オーストリア、シルバーストンと1週間おきにレースが続く。これからの数週間は本当に忙しい。でも僕はそれが楽しみなんだ。次は幸運に恵まれるといいね。

© 株式会社三栄