【新型コロナ】沿岸渋滞 来訪者把握へ車両ナンバー調査 鎌倉など3市町

七里ケ浜海岸近くは車や人々の往来が多く見られた=19日午後5時ごろ、鎌倉市内

 沿岸地域で渋滞が発生するなどした神奈川県鎌倉、逗子、葉山の3市町は今週末、国道134号で車両のナンバー調査を実施する。県外から来訪するレジャー客らの動向を踏まえ、GW中の対策に生かしていく考えだ。

 晴れ予報の25日午後2~4時に、県立鎌倉高校、逗子海岸ロードオアシス、葉山マリーナの周辺で職員らが定点観測し、ナンバー別の台数を数える予定。

 鎌倉市が19日に行った単独調査では、約3割が県外だった。逗子市では海岸付近でバーベキューをする家族連れらが大勢見られ、葉山町でも例年以上に道路や海岸が混雑し、県外ナンバーも多く見られたという。

 関係者は「知事が『来ないで』という強いメッセージを出している中で、土日に車が減るかどうか。今回の調査結果を踏まえ、大型連休中に何をすべきか検討していく」としている。

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