リカルド「新エンジンに苦労していただけに、4位には大満足」:F1カナダGP日曜

 2018年F1カナダGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは4位だった。
                    

■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=4位
 とてもいい一日だった。精いっぱいの仕事ができたと思っている。4位とはいえ、満足できるよ。

 6番グリッドからのスタートでどこまでポジションを上げることができるか、予想がつかなかった。ここはもうオーバーテイクしやすいサーキットではないからだ。

 自分の仕事にもチームの仕事にも大満足だ。アグレッシブなアプローチと知りつつ、ハイパーソフトでスタートすることを選んだ。レース序盤にこのタイヤのメリットを最大限に生かす必要があることは分かっていたし、それをうまくやれたと思う。

 スタートでキミ(・ライコネン)を抜き、ルイス(・ハミルトン)をうまい具合にオーバーカットした。僕らはやれることはすべてやったと言える。

 僕にとってはあまりスムーズな週末ではなかった。アップグレード版エンジンを搭載していたが、いくつか調整しなければならない問題があった。レース中も何度か、タイヤを管理すること、スリップを避けることに苦労する場面があった。そういう意味でも、今日はやれるだけのことをやったと思う。

 マックス(・フェルスタッペン)のエンジンは好調だったみたいだから、良かったよ。それを参考にしてフランスに向けて対策をする。

 チームとして大量に得点できて良かったと思う。(3位の)マックスもよくやったよ。

 僕もポジティブな面を見ることにしよう。今回のレースでルイスとのポイント差を2点縮めることができた。だからまだ僕らはタイトル争いに残っていると思う。 

 最後にひとつ言いたいことがある。今日は母の誕生日なんだ。お母さん、ハッピーバースデー!

© 株式会社三栄