不登校や発達障がいの疑いがある子どもの育児に悩んでいる人たちを対象にした特別支援教育講演会が10日、横浜市中区の神奈川労働プラザで開かれ、約450人が参加した。
主催は、障がい児成長支援協会(山内康彦会長)。山内会長が「支援学校で教育内容がどのように違い、進路や就労がどう違ってくるか」をテーマに講演した。
山内会長は「まずは子どもの実力を親が理解すること、学校側と連携して対応することが大事。今が大切と言われるが、焦らず長期的な支援計画を立て、将来を見据えた早期の対策がより必要」などと話した。
参加者からは「どんな力がつけば働けるのか」「支援級から通常級に戻るタイミングは」などと、多くの質問が寄せられた。