第11週の週間MVPはエスコバーとゴールドシュミット

日本時間6月12日、2018年レギュラーシーズン第11週(現地時間6月4日~6月10日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはエドゥアルド・エスコバー(ツインズ)、ナショナル・リーグはポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)が選出された。

エスコバーは打率.462(26打数12安打)、2本塁打、8打点、OPS1.500の好成績をマークし、自身初の週間MVP受賞となった。期間中の7試合では、日本時間6月10日のエンゼルス戦こそノーヒットに終わったものの、それ以外の6試合で少なくとも1本以上のヒットを放ち、マルチ安打が5度。同6日のダブルヘッダー第2戦では二塁打2本を含む3安打と活躍した。今季はミゲル・サノーの故障やホルヘ・ポランコの出場停止によりレギュラー級の出場機会を得ており、OPS.908と好調。昨季マークした21本塁打、73打点のキャリアハイを更新する可能性も高そうだ。

一方、ゴールドシュミットは打率.640(25打数16安打)、4本塁打、11打点、OPS2.130の猛打を見せ、2015年5月以来3年ぶり自身2度目の週間MVP選出となった。4月中旬の時点で打率1割台とスタートダッシュに失敗した今季のゴールドシュミットは、5月に入ってもなかなか波に乗ることができず、5月の月間打率は.144という有様。しかし、6月に入ると本来の輝きを取り戻し、同6日から同10日にかけて4試合連続3安打以上をマークしている。シーズン通算の打率は.254、OPSは.873まで上昇しており、過去の実績を考えれば、今後この数字はさらに上昇していくに違いない。

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