カラスコが7回11K無失点の快投 インディアンス快勝

【インディアンス4-0ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

ア・リーグ中部地区の首位を走るインディアンスは、今日から敵地ギャランティード・レート・フィールドでホワイトソックスとの4連戦。その初戦はカルロス・カラスコが7回108球を投げて被安打2、奪三振11、与四球1、無失点という素晴らしいピッチングを見せたインディアンスが4対0で快勝した。インディアンスは4回表にホワイトソックス先発のルーカス・ジオリトからロニー・チゼンホールとヤン・ゴームスのタイムリーで3点を先制し、続く5回表にはマイケル・ブラントリーの11号ソロで1点を追加。カラスコ降板後はザック・マカリスター、オリバー・ペレス、ニール・ラミレスの3人が合計2イニングを無失点に抑え、4投手による完封リレーを完成させた。

女房役のゴームスが「最初の2イニングは、各球種の感触を探る段階だった。だから多くの球数を要する打席が増え、球数が増えてしまった」と振り返ったように、立ち上がりのカラスコのピッチングは決して良くはなかった。しかし、「3回裏を素早く終わらせて、その後は勢いに乗ることができたね」とゴームスが語ったように、3回以降の5イニングはほぼ完璧。リズムも良く、最終的には108球で7イニングを投げ抜いた。カラスコ本人も立ち上がりが不安定だったことは自覚しており、「3回以降に落ち着きを取り戻し、自分のリズムを掴むことができたのが大きかった」とコメント。日本時間6月12日時点で8勝は、自己最多の18勝をマークした昨季のペースを上回っており、今日のようなピッチングを続けられるようであれば、自身初の20勝も不可能ではないだろう。

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