ヨアヒム・レーヴ率いるドイツ代表では常にメスト・エジルがチームの中心であり、2010南アフリカワールドカップからエジルは絶対的な司令塔だった。レーヴもこのチャンスメイカーを信頼しているのだろう。
しかし元ドイツ代表のマリオ・バスラー氏は、エジルは過大評価されている選手だとバッサリ切り捨てている。独『Sport bild』によると、同氏はエジルがロシアワールドカップで本調子でない場合はスタメンから外すべきと考えており、エジル、さらにイルカイ・ギュンドアンの2人に厳しい評価を下している。
「エジルは過大評価されている。たとえ代表で100試合以上プレイしたとしてもね。彼には特別な能力がある。しかしビッグゲームになるとピッチから消える。もしエジル、ギュンドアンの2人がW杯最初の試合で良いプレイができなければ、レーヴは反応しないといけない。彼らを代え、もうプレイさせないことだ。さもないとレーヴの名声が危ない」
エジルは負傷でW杯初戦を欠場するのではとの話題もある。怪我を抱えているならば100%の状態で大会に臨むのは難しいかもしれないが、レーヴは冷静な判断を下せるか。