米超音速ミサイル機密盗む=中国当局がサイバー攻撃か-米紙

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は8日、中国当局のハッカーが米海軍の請負業者にサイバー攻撃を行い、米軍が2020年までに配備予定の超音速対艦ミサイルに関する極秘情報を盗んだと報じた。海軍が連邦捜査局(FBI)と協力して調査している。
 サイバー攻撃は今年1~2月、ロードアイランド州にある海軍水中戦センターの請負業者に対して実施された。盗まれた614ギガバイトのデータには、「シードラゴン」と呼ばれる海軍の秘密計画や信号、センサーに関するデータも含まれていた。 (了)

© 株式会社新建新聞社