ア・リーグ球宴ファン投票 大谷は指名打者部門3位

日本時間6月13日、ア・リーグの球宴ファン投票第1回中間発表が行われ、75万近い票を集めたムーキー・ベッツ(レッドソックス)がリーグ最多得票となった。ア・リーグ東部地区でハイレベルな首位争いを繰り広げるレッドソックスとヤンキースの2チームから、スタメン圏内に4人がランクイン。両軍の選手は多くの部門で上位に名を連ねており、両軍の人気の高さを裏付ける結果となっている。なお、大谷翔平(エンゼルス)は22万近い票を集め、指名打者部門3位にランクインしている。

第1回中間発表でスタメン圏内に名を連ねたのは、ゲーリー・サンチェス(捕手:ヤンキース)、ホゼ・アブレイユ(一塁手:ホワイトソックス)、ホゼ・アルトゥーベ(二塁手:アストロズ)、ホゼ・ラミレス(三塁手:インディアンス)、マニー・マチャド(遊撃手:オリオールズ)、ベッツ(外野手1位)、マイク・トラウト(外野手2位:エンゼルス)、アーロン・ジャッジ(外野手3位:ヤンキース)、J.D.マルティネス(指名打者:レッドソックス)の9人。ベッツがリーグ最多の票を集め、70万票オーバーのアルトゥーベが2位、63万票を超えたトラウトが3位という状況になっている。

僅差の争いとなっているのは捕手部門と一塁手部門。捕手部門では約33万6000票を集めたサンチェスを約1万5000票差でウィルソン・ラモス(レイズ)が追っており、一塁手部門ではアブレイユから2万6000票ほど離れた2位にミッチ・モアランド(レッドソックス)が名を連ねている。指名打者部門では、大谷はJ.D.マルティネス、ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)に次ぐ3位にランクイン。すでにJ.D.マルティネスとは30万票近い差がついているが、この差をどこまで埋めることができるか注目だ。

© MLB Advanced Media, LP.