秋の潮風、感じよう 横須賀で9月に海道ウォーク

 三浦半島で最大級のウオークイベント「Yokosuka海道ウォーク」の実行委員会が11日、神奈川新聞横須賀支社で開かれ、第6回大会を9月29日土曜日に開催することを決めた。次々回以降の大会についても、地域イベントと連携するなどし、横須賀経済に貢献していく方向性も確認した。

 コースは昨年10月の前回ウォークと同様、京急線浦賀駅付近から三笠公園までのコース(最長約16キロ)を設定。雨天に見舞われた前回の参加者アンケートで「天候が良い時に歩いてみたい」との意見が多数寄せられたことを重視した。

 メインの「健脚コース」(約16キロ)は浦賀コミュニティ広場を、「ファミリーコース」(約5キロ)は馬堀海岸公園をそれぞれスタートし、両コースとも三笠公園をゴールとする。

 日程は市内の各種行事と重ならないよう、例年より20日ほど前倒しした。応募の受け付けは8月初旬の開始を予定している。参加無料。

 11日の実行委員会には18人が出席。委員長の並木裕之・神奈川新聞社社長は「回を重ね、横須賀で定着するイベントになってきた。第6回大会は、快晴の下で潮風を感じながら、多くの方々に快適な一日を過ごしてもらいたい」とあいさつした。

 次々回以降の大会についても話し合われ、浦賀奉行所300周年に当たる2020年大会などで地域のにぎわい創出を目指す方向性を確認した。

 ともに副委員長の、平松廣司・かながわ信用金庫理事長は「幅広い年齢層が楽しむ参加者の思いも大切にしながら、横須賀の経済活性化に寄与できるような大会にしていきたい」、石渡卓・湘南信用金庫理事長は「1回目から参加しているが、ここまできたら海道ウォークを継続することに皆さんの意を一つにしていきたい」とそれぞれ意気込みを語った。

中長期の開催の在り方についても話し合われた、Yokosuka海道ウォーク実行委員会 =神奈川新聞横須賀支社

© 株式会社神奈川新聞社