『Reuters』は9日、「ナイジェリア代表監督のゲルノト・ロール氏は、一部のメディアを批判した」と報じた。
今月開幕するロシアW杯への出場を決めているナイジェリア。2年前から指揮を執るロール監督の下、チームの強化を進めてきた。
ここまで代表をうまくまとめてきたロール氏であるが、一部のメディアについては意図的にウソを作っていると考えているとのこと。
彼は以下のように主張し、ナイジェリアのジャーナリストには「悪い卵」がいると批判したという。
ゲルノト・ロール
「ナイジェリアのジャーナリストには最高のリスペクトを持っている。温かい関係を作ってきた。素晴らしいチームを作ってきた。
この2年間、素晴らしいアイデアや提案をくれたジャーナリストを含め、いいナイジェリア人と出会ってきた。
しかし、あらゆる職種に多くの『悪い卵』が存在する。
例えばだ。先日誰かが伝えていた。ジョン・オビ・ミケルとオジェニー・オナジが対立中で、チーム内に派閥を作っていると。
これは、真実とは程遠いものだ。
そして他の誰かは『ロール監督は賄賂をもらっており、忖度して選手を選出している』と書いていた。
我々は誇りを持って国を代表するための準備をしているが、誰かが『ありそうなウソ』を作り出す」
「ナイジェリアのメディアの一部は、選手や代理人から賄賂をもらって、一方に有利な記事を書いている。
しばしば、専門知識の欠如が見られる。
選手やその代理人は、このコーチングチームにプレッシャーをかけるためにジャーナリストを使ったり、雇ったりする。
ナイジェリアには様々なメディアがあるが、残念ながらその全てが真剣なものではないのだ」