ソローカが6回までノーヒッターの好投 ブレーブスが連勝でメッツをスイープ

【メッツ0-2ブレーブス】@サントラスト・パーク

現在、ナ・リーグ東地区首位を走るブレーブスはメッツ2連戦に臨んでおり、前日の試合は勝利を収めた。スイープを目指した第2戦は先発のマイク・ソローカが6回までノーヒッターの好投を披露。ヒットは打たれたが、チームは完封勝利でメッツ打線を寄せ付けず見事連勝を飾った。

ブレーブス先発、ソローカは弱冠20歳の右腕で5月に初登板初勝利を挙げた投手だ。今回が4試合目の登板で注目の立ち上がりは相手打線を14球で3者凡退に抑える好スタートを切った。一方のメッツ先発、ジェイコブ・デグロムの初回の投球はメッツ打線を3人で片づける。両先発とも調子がよく投手戦が予想された。

試合が動いたのは4回のブレーブスの攻撃。1死からダンズビー・スワンソンがツーベースで出塁すると続くフレディ・フリーマンのタイムリーで先制点を挙げた。援護点をもらったソローカはツーシームとチェンジアップを軸に打たせてとる投球でメッツ打線にヒットを許さない。一方のデグロムも1点こそ失うもその後は立ち直り7回まで投げて7安打1失点と好投した。

反撃のきっかけを掴めずにいたメッツは7回、先頭打者のマイケル・コンフォートがカウント3-1からのツーシームを捉え、ショートへの内野安打を記録し、ノーヒッターを阻止した。その後は暴投もあり走者二塁のチャンスをつくる。ピンチを迎えたブレーブスはソローカから2番手、A.J.ミンターにスイッチし後続を抑えた。ピンチを脱したブレーブスは8回にフリーマンのソロ弾で2対0とリードを広げ最終回を迎えた。メッツはブランドン・ニモのツーベースなどで2死二・三塁のチャンスをつくるも後続が続かず試合終了となった。

ノーヒッターは達成できなかったが、ソローカは7回途中1安打無失点で今季2勝目を挙げ、フリーマンも2安打2打点と活躍した。敗れたメッツはデグロムの好投も打線が援護できず、スイープされてしまった。

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