マーゴがチームを牽引 パドレス5カード連続勝ち越し

【パドレス4-2カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

先月末から4カード連続で勝ち越しを続けているパドレスは、5カード連続の勝ち越しをかけて敵地ブッシュ・スタジアムでカージナルスと対戦。初回にフレディ・ギャルビスのタイムリー二塁打で2点を先制すると、6回表にはマニュエル・マーゴのタイムリー三塁打とラフィー・ロペスのタイムリーでリードを4点に広げた。先発のエリック・ラウアーは得意の牽制で走者を刺してピンチを未然に防ぐなど、安定したピッチングで6回途中2失点。6回裏にマーセル・オズーナに8号2ランを浴びたものの、先発投手としての役割をしっかり果たした。ラウアー降板後は強力リリーフ陣がカージナルスの反撃を封じ、4対2で逃げ切り。パドレスは球団8年ぶりとなる5カード連続勝ち越しを成し遂げた。

チームの快進撃とともに本来のパフォーマンスを取り戻しているのが正中堅手のマーゴだ。5月下旬まで打率1割台の大不振に喘いでいたものの、6月に入ってからは打率.387と絶好調で、打率は2割3分台(.235)まで上昇。打撃の復調とともに走塁面や守備面でも輝きを取り戻しており、今日の試合では8回裏にトミー・ファムの右中間への打球を好捕するファインプレイを見せた。パドレスのアンディ・グリーン監督は「マーゴのプレイを見るのはとても楽しいんだ。彼は我々のチームに必要な選手だし、調子を取り戻しているのは良いことだね」とマーゴの復調を歓迎。そのマーゴは「素晴らしい相手に勝ち越すことができた。僕たちは良いチームになりつつあるんだよ」と借金を4に減らし、勝率5割が見えてきたチームの快進撃への手応えを口にしていた。

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