オリックス今季初の同一カード3連勝で単独3位浮上 福良監督「明日が大事」

オリックス・福良淳一監督【写真:荒川祐史】

4番の吉田正が12試合連続安打となる先制タイムリー

■オリックス 8-2 広島(14日・京セラドーム)

 オリックスは14日、京セラドームで行われた広島戦を8-2で勝利し、今季初の同一カード3連勝で3位に浮上した。セ・リーグ首位の広島を3タテした福良監督は「強いカープに3連勝。明日が大事になる」とコメントした。

 強打の広島打線のお株を奪う攻撃だった。0-0の4回。1死二塁から吉田正が12試合連続安打となる中前タイムリーで先制すると、尚も1死一、二塁からこの日、昇格即スタメンの中島が中前適時打を放ちこの回2点を奪った。

 5回にはこの日が25歳の誕生日を迎えた大城が左翼席へ4号ソロ、6回には中島の2打席連続となる左越えタイムリー二塁打、武田の適時三塁打でリードを5点に広げた。さらに8回には安達が右翼線へ2点タイムリー二塁打、武田の右前適時打で3点を追加した。

 この日は4番の吉田正、以外は全て右打者をスタメンに並べた福良監督。左右に関係なく先制のタイムリーを放った若き主砲に指揮官は「4番の働きをしてくれた。正尚に関しては左投手でも関係ない」と信頼を口にした。

 チームは今季初の同一カード3連勝を記録し、この日敗れたソフトバンクを抜き単独3位に浮上。貯金も今季最多の「3」と勢いに乗るが、福良監督は「そこは一つ、一つです。明日の試合が大事になってくるんじゃないですか」と早くも次戦を見据えていた。

(Full-Count編集部)

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