Dバックスが4本塁打の一発攻勢 好調ペラルタが2発

【メッツ3-6ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

ナ・リーグ西部地区の首位を走るダイヤモンドバックスは、今日から本拠地チェイス・フィールドでメッツとの4連戦。その初戦は、先発のマット・クックが6回2失点と試合を作り、打線に4本の本塁打が飛び出したダイヤモンドバックスが6対3で勝利を収めた。ダイヤモンドバックスは初回にブランドン・ニモの9号ソロで先制を許したものの、2回裏にケテル・マーテイのタイムリーで同点とし、3回裏にポール・ゴールドシュミットの13号ソロで勝ち越しに成功。4回裏にはデービッド・ペラルタの13号ソロでリードを広げ、4対3と1点リードで迎えた8回裏にはペラルタのこの試合2本目となる14号ソロとジェイク・ラムの5号ソロでメッツを突き放した。好投したクックは5勝目をマーク。2番手として登板し、1イニングを無失点に抑えた平野佳寿には14ホールド目が記録されている。

キャリア2度目となる1試合2本塁打を記録したペラルタは今季14本塁打で早くも昨季の本塁打数に並び、2015年に記録した自己最多記録(17本塁打)まであと3本に迫っている。ペラルタは通算打率.291を誇る好打者だが、オフシーズンに打撃改造に着手。手の位置を下げ、フライの打球が増えるように打撃フォームを調整した。トーリ・ロブロ監督は「打撃改造によって強いフライ系の打球が増えているように感じる。彼は以前から良いバッターだったけど、より完璧な打者を目指して努力をしているんだ」と打撃改造の成果を強調。ペラルタ自身も「(改造した打撃フォームが)今は本当に上手く機能しているよ」と打撃改造の成功を実感している。今月は打率.367、7本塁打、OPS1.302と絶好調のペラルタ。この調子を維持できれば自身初の20本塁打どころかシーズン30本塁打も夢ではなさそうだ。

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