米大学“メジャー予備軍”の好プレー集が凄い 「素晴らしい映像」

NCAA公式ツイッターは米大学生が見せたメジャー顔負けの好プレーを公開(写真はスクリーンショット)

6月16日から始まる全米大学ナンバーワンを決定するカレッジワールドシリーズ

 メジャーリーガーの“卵”が今年も熱い戦いを繰り広げる。6月16日からネブラスカ州オマハで開催される全米大学ナンバーワンを決定するカレッジワールドシリーズ。数々の名選手を輩出した大会に先駆け、NCAA(全米大学運動協会)の公式ツイッターが好プレー集を動画で公開している。

 各地域のリーグから勝ち上がってきた16の大学が全米ナンバーワンをかけて戦う歴史ある大会の「カレッジワールドシリーズ」。米大学野球界のビッグイベントの開幕を前に、NCAA公式ツイッターは大学生が見せたメジャー顔負けの好プレーのトップ10を公開している。

 動画の最初に登場するのはワシントン州立大VSスタンフォード大の一戦。ワシントン州立大の一塁手アンドリュー・ダッシュバックは打者が打ち上げた飛球を追ったが、捕球する寸前に打者走者と交錯し、グラブを飛ばされてしまう。ボールは目の前に。ダッシュバックは瞬時に素手での捕球を決断し、両手でしっかりとボールを掴み取ってアウトを奪った。

 次に登場するのはヒューストン大VSパデュー大。3回1死二、三塁の場面でヒューストン大の二塁手コナー・ホリスはセンターに抜けそうなイレギュラーした打球を横っ飛びでキャッチし一回転。起き上がると本塁へ矢のような送球を見せ三走走者の生還を阻止した。

 トップ3に登場する“大ジャンプ生還”も凄い。ピッツバーグ大VSノースカロライナ大の一戦。1死三塁から右翼への浅いフライでピッツバーグ大の三塁走者アレックス・アモスはタッチアップで本塁へ。右翼から好返球で相手捕手は待ち構えていたが、タッチ直前でアモスは捕手の頭上を越える大ジャンプを見せて見事に生還した。

 同ツイッターは「ベストの中のベスト」と文言を添え動画を公開。「大学野球は素敵だと思わないかい?」とコメントを添えるとファンからも称賛の声が上がった。

「素晴らしい。素晴らしい映像」

「(カレッジワールドシリーズが行われる)オマハでこの類のプレーを見ようじゃないか」

「GOAT」

「激しく同意するよ」

 大学ナンバーワンを決めるカレッジワールドシリーズではどのようなプレーが飛び出すのか。メジャーリーガーの“卵たち”に注目だ。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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