正しい美容の知識で女性の為に「モイスチャ~」“美容第一芸人”おーみ

若手芸人の登竜門となりつつある深夜バラエティ『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)のイケメン枠で、“美容芸人”おーみが紹介された。元キックボクサー。フジテレビの毎夏恒例の“お台場夏祭り”シリーズでは2年連続でミストマンに選ばれ、今春までは恋愛バラエティ『恋んトス』(TBS系)にレギュラー出演。かつては、モテ伝説を築いたようで……。(Interview 伊藤雅奈子)

――よしもと芸人になる前は、キックボクサーだったんですって?

はい。プロとして、18から23歳ぐらいまでやってましたね。減量がツラいのと、あと、しんどいし、痛いなぁと思って(辞めた)……。

――まさかの理由(笑)。

ですねっ。引退してからは芸能の事務所に入って、その後、よしもとに来ました。

――NSC(よしもとクリエイティブ・エージェンシーが運営するタレント養成所)の入学費は、驚くべき手段で手に入れたんですよね?

あー、女社長ですね。バーでバイトしてたとき、有名な社長さんが、お付きの方たちと来店して、んまぁ、気に入られまして……。高いお酒をたくさん飲まれたり、個室を貸しきったりして、お店に入ったお金からのバックで、40万円もらったんです。それを全部、NSCの学費に充てた。そのときは、ありがたかったです。宝くじを当てたようなもんですから。社長さんにしてみれば、きっと、金持ちの道楽だったんでしょうね。お付きの方も、慣れた感じでしたし。

――女性に夢中になられたのは、それ以前にもあったんですか?

キックボクシングをやってたころは、ランニングコースでマダムたちが給水所を作ってくれたっていうのはありました。当時は、2つのジムに通ってたんですけど、朝練はそのうちの1つのジムで河川敷を、毎朝走ってたんです。そしたら、土手で給水所を勝手に作ってくれるようになって。机、紙コップ、ペットボトルが置かれて、すぐに水分を摂れる状況。怖いですよね。何が入ってるか、わからないから。そのころは、いろんなマダムがいて。

――まだ、いたんですね。

ジムの練習中に僕のことを一生懸命撮影しているマダムがいらっしゃったんです。それでお話しするようになって録った動画を見せてもらって、フォームチェックに役立てました。トントンな関係(笑)。あと、試合で使ったバンテージをもらいに来る人とか、いましたね。

――本来ならば、捨てるヤツ。

そうです。試合が終わって、通路にいると、もらいに来るんです。「捨てるんだったら、ください」って。

――幼いころからずっと、モテていたんですか?

小学生のときにファンクラブがあったっていうのは、中学生になってから聞きました。でも、当時はまったくアプローチがなかったんで、知らなかった。告白されたことも、まったくなかったし。で、高校生になってからはエミネム(ヒップホップアーティスト)がはやって、ずっとB・BOYの格好をしていたんで、モテるどころか、イジメられた。それもきっかけで、キックボクシングをやったんです。

――なるほど。では最後に、芸人さんとしてのアピールをお願いします。

美容は芸じゃなくて、ホントに好きで。仲間の芸人は、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)とか『金曜☆ロンドンハーツ』(同)に出たいって言ってるけど、僕は通販番組の『日テレポシュレ』に本気で出たい。もう、リンパマッサージと化粧品検定の資格を取って、冬には美容薬学検定も取ろうと思っていて、とにかく、間違った知識を信じてる女子を正していきたい。

――化粧水を噴射しながら「モイスチャー」という持ちギャグがありますけど、あれは本心なんですね。

そうですよ!“モイスチャー”はお金がかかってしようがないから、ファンの方には、「差し入れは化粧水でお願い」って言ってます(笑)。

おーみ■87年12月25日生まれ、東京都出身。O型。あこがれの有名人は、桃井かおり。好きなテレビ番組は、『にけつッ!!』(読売テレビほか)。尊敬する芸人は、千原兄弟・千原ジュニア。芸人になるきっかけは、『エンタの神様』(日テレ系)を観て。お世話になっているのは、カラテカ・入江慎也/よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属

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