鹿児島県与論島で50年に一度の記録的な大雨

16日午後12時10分の土砂災害警戒判定メッシュ情報。

 気象庁は、きょう16日(土)鹿児島県奄美地方の与論島で、50年に一度の記録的な大雨となっているところがあると発表した。
 沖縄ではすでに大荒れの天気となっているが、台風6号の接近に伴って、奄美地方でも、あす17日(日)にかけて土砂災害やうねりを伴った高波に警戒が必要だ。

 台風や前線の影響で、奄美では大気の状態が非常に不安定となっていて、きょうからあす昼前にかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降るおそれがある。
 鹿児島県与論島では、午前11時30分までに1時間に87.5ミリの猛烈な雨を観測している。

雨・風・波の予想

16日午後12時5分の雨雲の様子。出典=気象庁ホームページ

 また、あすにかけて非常に強い風が吹き、沿岸の海域ではうねりを伴い大しけとなりそうだ。局地的に落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもある。

▼奄美地方
<24時間予想雨量(あす朝まで、多い所)> 200ミリ
<予想される最大瞬間風速(あすにかけて)> 30メートル
<予想される波の高さ(あすにかけて)> 6メートル

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