TOKIO・松岡昌宏主演ドラマ「家政婦のミタゾノ」シリーズ化の可能性

TOKIOの松岡昌宏が主演のドラマ「家政婦のミタゾノ」が高視聴率で終わった。第3弾の制作も見据えられており、テレビ朝日内ではキラーコンテンツとして“深夜の人気シリーズ”に仕立て上げていくつもりだという。

松岡扮する、女装した家政夫・三田園薫(みたぞの・かおる)が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていくヒューマンドラマだ。2016年に引き続いて、第2弾が4月クールに8話放送された。テレ朝関係者は「視聴率も5~8%と23時台にスタートする深夜帯のドラマとしては大成功ですし、話題としても十分でした。社内でも第3弾は間違いないだろうといわれています」。松岡本人もドラマの撮影にはノリノリだったようで「松岡さんも第3弾に前のめりだそうです」と、もはや“内定”と言っても過言ではない状態だという。

松岡が女装するという深夜帯ならではのシチュエーションではあるため、ゴールデンタイムには移行しづらいドラマではあるが、ある制作会社関係者は「若い年齢の人から年齢のいった人まで幅広い層の視聴者を持っている特異なドラマと分析されているんです。だから、テレ朝の中ではゴールデン進出は無理でも、将来的には『相棒』などのように映画化も視野に入れた深夜の看板番組に育ててみるのも面白いのではという意見もあります。幸か不幸か、松岡をサポートする役者も清水富美加から剛力彩芽に変わりましたが、こうやって“相棒”を替えていけば成り立つことも証明できました。キャスティングに困ることもないのも作る側としては大きな魅力でしょうね」。

続編を望む声は圧倒的に多いドラマだが、実現もそう難しくはなさそうだ。(二浦誠)

*画像参照 『家政夫のミタゾノ』ドラマ公式アカウント@mitazono_desu

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