あなたもこれで“サッカー通”?クロアチア対ナイジェリアで知っておきたい4選手

さぁ、ワールドカップが開幕した。

これまであまりサッカーを見る機会が少なかった者でも、この時期ばかりは試合を目にする機会も確実に増えることだろう。

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しかし、その一方で耳にするのが「どの選手に注目したらいいかわからない…」、「有名選手はさすがに知っているけどそれ以外は…」という声だ。

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そこで、ここでは各試合ごとに焦点を当て、「名前を知っておいて損はない」注目のワールドカップ選士たちを紹介していきたいと思う。

筆者が今回取り上げるのはクロアチア対ナイジェリアのカードからこの4人。

これさえ読めば、今日からあなたは周囲から一目置かれる“サッカー通”だ。

ルカ・モドリッチ

クロアチア代表
レアル・マドリー所属
MF
No.10
1985年9月9日(32歳)

ある程度海外サッカーに精通しているものであれば、彼の名を知らぬ者はいないかもしれない。

だが、もし、まだルカ・モドリッチのプレーをはっきりと見たことがないようであれば、この試合を機に彼が「世界最高峰のコンダクター」と称される所以を是非確かめて欲しい。

ピッチを上空から俯瞰したかのような視野で試合中に起こっている状況を把握し、90分を通して的確なプレーを継続。その判断にも寸分の狂いがなく、クロアチア代表が誇る不動の司令塔として、攻撃の全権を託されるタレントだ。

おそらく、彼にとっても今回が「ラスト・ワールドカップ」。

至高のプレーをその目に焼き付けろ。

マリオ・マンジュキッチ

クロアチア代表
ユヴェントス所属
FW
No.17
1986年5月21日(31歳)

「中盤は最高、後はゴールがあれば…」というのがクロアチア国民が長年抱える悩みだが、その積年の課題を解決するべき存在がマリオ・マンジュキッチである。

クロアチア代表が誇るMF陣のような洗練された技術はないが、それを補ってあまりあるほどのパワーとスタミナを兼備。ゴール前では怪我も恐れぬ迫力のあるプレーを見せ、オーバーヘッドなどド派手なシュートもお手の物だ。

「最後まで試合を諦めない姿勢」も彼の代名詞であり、攻守両面において常に全力を注ぐプレースタイルは、人の心をも動かす力が宿る。

一度見れば、あなたもハートを鷲掴みにされるかもしれない。

ヴィクター・モーゼス

ナイジェリア代表
チェルシー所属
MF
No.11
1990年12月12日(27歳)

ナイジェリア代表の印象としては、「誰もが知るスタープレーヤーが不在の中堅国」かもしれない。

しかし、実力者揃いであることは間違いなく、その筆頭と呼ぶべき存在がヴィクター・モーゼスだろう。

若手の頃は荒削りなプレーが目立つプレーヤーであった。

だが、チェルシーの監督アントニオ・コンテの薫陶を受け、飛躍的に成長。攻撃では中に切れ込んでのシュート精度が増したことで得点力が向上しただけではなく、守備での貢献も計算できるようになるなど、今や世界でもトップクラスのサイドアタッカーとなった。

モーゼスのチャンスメイクは今大会の「スーパーイーグルス」において欠かせぬ武器だ。

オディオン・イグアロ

ナイジェリア代表
長春亜泰所属
FW
No.9
1989年6月16日(28歳)

ワールドカップでは予想外のプレーヤーが一躍ヒーローとして現れるが、オディオン・イグアロもその資質はあるかもしれない。

ナイジェリアFW陣は、CSKAモスクワのアーメド・ムサが代表においてのチーム最多得点者であり、岡崎慎司の同僚でレスターでも存在感を放つケレチ・イヘアナチョの突き上げがあるなど、イグアロのスタメンは安泰ではない。

だが、グループリーグ初戦は偶然にも彼の29歳の誕生日。ヒーローになるには十分な条件が揃っているか。

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「二人の個人的な主観に基づき、ホットな話題や今後のサッカー界などについて徹底討論。メディアが言えない事にも、何も恐れず突っ込みます」という気構えでやって参ります。

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