地魚料理、味わって

 県内産の地魚を振る舞うキッチンカーが16日、横浜港大さん橋国際客船ターミナル岸壁(横浜市中区)で開かれている「第8回横浜港大さん橋マルシェ」(実行委員会主催)に初お目見えした。

 県内の漁港で水揚げする魚のブランド化を進める市中央卸売市場が出店。「小柴」で知られる横浜・柴漁港のアナゴ天丼(1500円)や平塚漁港のアジフライ(500円)を提供し、店舗前に列ができた。

 調理を担う甲斐昴成(こうせい)さん(29)=写真=は藤沢市辻堂で魚ダイニング「Kai’s Kitchen」を営む。甲斐さんは「地魚のおいしさを横浜の人たちに知ってもらい、漁師も食べた人も幸せにしたい」と話した。

 マルシェは17日も開かれ、県内外から約80店が出店。横浜を中心に活動するアーティストのライブも行われる。午前10時半~午後4時。入場無料。 

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