12人、12作品が全国へ 高校放送コンテスト長崎県大会

 第65回NHK杯全国高校放送コンテスト県大会(NHK長崎放送局主催、県高校文化連盟共催)が17日、長崎県東彼東彼杵町総合会館であった。アナウンス、朗読両部門の個人12人と、ラジオドキュメント、テレビドキュメント、創作ラジオドラマ、創作テレビドラマ各部門の10校12作品が優秀賞に選ばれ、7月に東京で開かれる全国大会への出場権を獲得した。
 計6部門で、地区予選を勝ち抜いた個人83人、56作品が競った。テレビ、ラジオの優秀賞12作品のうち、創作テレビドラマ部門の「Cheer with Voice」(長崎南)と、ラジオドキュメント部門の「三味線と共に~101年の歩み~」(長崎西)は、それぞれ最優秀賞に輝いた。このラジオ番組を制作した長崎西3年の野道優里さん(17)は「部員が協力し深い取材ができた」と喜びを語った。
 校内放送研究発表会もあった。

 優秀賞の個人、学校は次の通り。(敬称略)
 ▽アナウンス部門=川口明日香(長崎南3年)中尾榛花(長崎東3年)山口文野(長崎南2年)山口佳乃(諫早2年)山口雄大(大村1年)徳永葵(長崎西3年)▽朗読部門=竹野美優(諫早3年)村上瑠南(聖和女子学院3年)寳藏寺花映(長崎日大1年)坪田優花(諫早3年)山口晴(長崎西2年)二里理央奈(長崎北2年)
 ▽ラジオドキュメント部門=長崎西、諫早東、上五島、松浦▽テレビドキュメント部門=中五島、諫早農、佐世保北、長崎西▽創作ラジオドラマ部門=創成館、長崎西▽創作テレビドラマ部門=長崎工、長崎南

アナウンス部門で優秀賞に選ばれた長崎南高2年の山口文野さん=東彼杵町彼杵宿郷、町総合会館

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