「コラロフキャノン」が勝負を決める、コスタリカ対セルビアの全選手採点とマンオブザマッチは?

グループリーグ(グループE)第1戦、コスタリカ対セルビア。この試合に出場した両チーム全選手の採点とマンオブザマッチ(MOM)は以下の通り。

試合結果

得点者

56分 コラロフ(セルビア)

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動画ハイライト

採点表

コスタリカ

5-4-1

GK

6.5 ケイロル・ナバス

DF

5.5 ジョニー・アコスタ

6.0 ジャンカルロ・ゴンサレス

6.0 オスカル・ドゥアルテ

6.0 クリスティアン・ガンボア

6.0 フランシスコ・カルボ

MF

6.5 セルソ・ボルヘス

6.0 デイヴィッド・グスマン(73分out)

6.0 ブライアン・ルイス

5.5 ヨハン・ベネガス(60分out)

FW

6.0 マルコス・ウレーニャ(66分out)

交代

6.0 クリスティアン・ボラーニョス(60分in)

5.5 ジョエル・キャンベル(66分in)

5.5 ダニエル・コリンドレス(73分in)

寸評

5枚のDFラインの押し上げが弱く、中盤の4枚の守備ブロックもプレッシング強度が比較的低いこともあり、全体的にパフォーマンスは及第点レベルに終始。その中でもGKのナバスは「ワールドクラス」であることを証明、ボランチのボルヘスも存在感があった。2戦目以降もこのサッカーを続けるべきかは疑問かもしれない。

セルビア

4-2-3-1

GK

6.5 ヴラディミール・ストイコヴィッチ

DF

6.5 ドゥシュコ・トシッチ

6.5 ニコラ・ミレンコヴィッチ

6.5 ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ

7.0 アレクサンダル・コラロフ

MF

6.5 ルカ・ミリヴォイェヴィッチ

6.5 ネマニャ・マティッチ

6.0 ドゥシャン・タディッチ(83分out)

6.5 アデム・リャイッチ(70分out)

7.0 セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ

FW

6.0 アレクサンダル・ミトロヴィッチ(90分out)

交代

5.5 フィリップ・コスティッチ(70分in)

5.5 アントニオ・ルカヴィナ(83分in)

採点なし アレクサンダル・プリヨヴィッチ(90分in)

寸評

守備ではインテンシティ―(プレーの強度)の高さを見せたものの、攻撃はアタッキングサードでの創造性に欠け、グループでの崩しもほとんど見られなかった。膠着した試合を強烈な左足FKで決めたコラロフ、「パワー型トップ下」として今大会さらに名を上げそうなミリンコヴィッチ=サヴィッチは高得点か。

MOM

7.0 アレクサンドル・コラロフ(セルビア)

お互いが志向するゲームモデルが戦術的にミスマッチな部分が多く、そのために膠着した試合となったが、このような展開で勝負を決するのがセットプレー。そして、この試合でもその役を担ったのがアレクサンドル・コラロフであった。

名手ケイロル・ナバスでも届かないコースを射抜いたFKは、ここまで大会で生まれたゴールの中でも上位にランキングされるであろう鮮やかなものであった。

左サイドバックとしては高い位置でのプレーはあまり見られなかったが、攻撃の組み立てや空中戦の強さで貢献していた。

※出場時間が短かった選手は採点対象から除外
※10点満点の0.5点刻みでの採点
※MOM=マン・オブ・ザ・マッチ(最も印象的だった選手)
※採点者:カレン

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