グリチックらの活躍でブルージェイズが3連戦をスイープ

【ナショナルズ6-8ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ブルージェイズが2連勝して迎えたナショナルズ3連戦の最終戦は両軍が序盤から点を取り合い、両軍の先発投手がそれぞれ4イニングしか投げられずに降板する展開に。ブルージェイズが優位に試合を進めながらもナショナルズが2度追い付き、6対6の同点で8回裏を迎えたが、ブルージェイズは8回裏一死からテオスカー・ヘルナンデスとヤンハービス・ソラーテに二者連続本塁打が飛び出し、強豪ナショナルズとの3連戦を見事にスイープした。

ブルージェイズは「7番・レフト」で先発出場したランドール・グリチックが2回裏と5回裏にそれぞれソロ本塁打を放っただけでなく、3回裏に試合を振り出しに戻す押し出し四球を選び、7回裏には一時勝ち越しとなるタイムリーを放って3打数3安打4打点の大活躍。「投手陣が頑張って勝つチャンスを与えてくれているときに、打線がしっかり仕事をして点を取ることができている。これを続けることができるといいね」とグリチックはチームの戦いに手応えを感じている。ジョン・ギボンズ監督は「グリチックはとてつもないパワーを秘めている。問題はコンタクトの部分だったんだ。今は調子が良いみたいだね」と今季からチームに加わった長距離砲の復調を喜んでいた。

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