2本塁打含む13安打8得点のレッズが点の取り合いを制す

【レッズ8-6パイレーツ】@PNCパーク

レッズが2連敗で迎えたパイレーツとの同地区対決3連戦の最終戦は、3回から5回にかけてレッズ打線が機能し、エウヘニオ・スアレスの14号2ランなどで3イニング連続2得点。試合後半にレッズ救援陣がパイレーツ打線につかまり、一時は1点差まで追い上げられたものの、9回表にスコット・シェブラーの9号2ランで突き放し、点の取り合いを制して被スイープを回避した。

日本時間6月18日はアメリカでは父の日であり、スアレスのもとには試合開始前に愛娘・ニコルのムービーが妻から送られていたという。「あのムービーが僕にエネルギーをくれたよ。試合開始前に娘のムービーを見られるのは本当に特別なことだね」と試合後にスアレスは語ったが、娘からもらったエネルギーを生かして4回表にリードを3点に広げる14号2ラン。6回途中2失点と力投した先発のアンソニー・ディスクラファーニを援護し、チームの勝利を手繰り寄せた。「僕にとって初めての父の日でホームランを打てたのはとても嬉しかった」と喜びを口にしたスアレス。ジム・リグルマン監督代行は「彼はリーグを代表する選手の一人になりつつある」とスアレスの成長を認め、その活躍を称えていた。

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